中國國家エネルギー局の劉琦副局長は15日、北京で開かれた國際風力エネルギー大會の席上、「中國は風力発電設備が世界で最も多く、今年末までにその総出力は6000萬キロワットに上り、それによる発電量は1000億キロワット時になる見込みだ」と発表した。
劉副局長は「現在、中國の風力発電の総設備容量は世界一位だが、一部の地域では、発電網の許容能力の不足や風力発電所の建設工事の遅延、発電の不安定さなどにより、風力発電設備が稼動停止するケースもある。これは、伝統的なエネルギー?システムや管理體制、政策措置などが風力発電など新エネルギーの発展にまだ適応していないからである。今後は風力発電において、電力システムの建設強化、開発?配置の最適化、國際協力の推進などに取り組んでいく方針だ」と話した。
新しく発布された再生可能エネルギー発展計畫と風力発電発展計畫によると、2015年までに中國の風力発電設備容量は1億キロワット以上に、2020年には2億キロワットになる見込み。
「中國國際放送局 日本語部」 2012年11月17日