また、投資の內訳を見ると、産業のグレードアップが進んでいることは明白である。2012年1-10月、高付加価値産業への投資が著しく伸びており、専用設備製造業や一般設備製造業に対する固定資産投資の伸び率はそれぞれ48.3%、34%に達し、産業構造のハイエンド化が進んでいることがわかる。生産能力過剰の問題が深刻な産業への投資伸び率は低水準で停滯しており、フェラスメタル(鉄.マンガン.クロム.鋼鉄)の製錬?圧延加工業への投資伸び率はわずか3.9%だった。
そして、世界経済の成長が鈍化する中、人民元為替レートは尚も上昇し続けており、輸出構造のグレードアップを促進している。2012年1-10月、輸出の伸び率は7.8%で、主にローエンドの加工貿易が足かせとなり、原料輸入委託加工貿易(材料を有償にて輸入し、加工後に輸出する)と無償支給原料委託加工貿易(外國企業が中國企業に原材料を無償提供し、中國企業が加工して再輸出する取引)の輸出伸び率はわずか3%だった。
そのため、経済成長率の減速を懸念しすぎる必要はなく、より合理性を重視し、成長率予想を適切に下方修正することで、成長率の質向上に対する期待を引き上げるべきである。アナリストは「2013年の経済成長率目標は7%前後に、M2伸び率目標は12%に引き下げられる可能性がある」と予想している。中國共産黨第18回全國代表大會の報告において、2020年をめどに都市部?農村住民の一人當たり平均所得を2010年比で倍増させる目標が掲げられた。この目標を達成するに當たって、都市部?農村住民の一人當たりの年平均所得合わせて7%の伸び率もほぼ実現可能である。また、経済成長の適度な減速は、所得分配の枠組みにおいて住民所得を重視することにプラスとなる。
再次,從投資分項看,產業升級跡象明顯。前10個月高附加值行業投資快速增長,如專用設備制造業和通用設備制造業固定資產投資增速分別高達48.3%和34%,產業結構趨于高端;產能過剩嚴重的行業投資增速低位徘徊,如黑色金屬冶煉及壓延加工業增速僅為3.9%。
最后,在全球經濟增速放緩背景下,人民幣匯率維持強勢,推動出口結構升級。前10個月,出口整體增速為7.8%,主要受低端的加工貿易拖累,進料和來料加工貿易出口增速僅為3%。
因此,不必對經濟增速放緩過于擔心,更應該重視其合理性,適度降低增速預期,提高質量期望。分析人士預計,明年經濟增速目標可能放緩至7%左右,M2增速目標可能降至12%的水平。一方面,十八大報告提出,到2020年實現城鄉居民人均收入比2010年翻一番。據測算,要實現這一目標,城鄉居民人均收入年均復合增長7%基本可以實現。另一方面,經濟增速適度放緩,有利于收入分配格局傾向于居民。