「中國共産黨の反腐敗が強大かつ政治的にかなり微妙な石油分野にまで拡大した」。「中國の反腐敗が石油産業にまで拡大」との見出しで米紙ニューヨーク? タイムズは26日、中國の石油業界の尋常でない狀況をこう形容した。仏紙は「CNPCは規模が非常に大きく、王永春氏は大慶油田という中國最大の油田の責任者だ。これまでなら反腐敗整理の死角になっていたCNPCが真っ先にやり玉にあがったことに中國の新指導部の反腐敗への決意が伺える」と報じた。
韓國紙?亜洲経済は28日、中國の3大石油企業の一つ、CNPCの幹部が相次いで『厳重な紀律違反』で調査を受けた。當局はこの4人の具體的な罪名を公表していないが、彼らが採掘や生産などの具體的業務に関わっていたことから考えて油田開発や生産過程で問題が起きた可能性がある」と指摘。専門家は、今回の調査は大手國有企業でも中國で巻き起こる反腐敗運動から逃れられないことと、中國政府の反腐敗への決意が示されたとの見方を示す。マレーシア紙?星洲日報は、CNPCは中央政府が直接管理する大手企業であることから、その幹部の紀律違反案件に中央紀律検査委員會が介入?調査したことにかなりの注目が集まっていると伝えた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月29日