國家発展改革委員會の學術委員會秘書長である張燕生氏
國家発展改革委員會の學術委員會秘書長である張燕生氏は24日、「北京?東京フォーラム」経済分科會において、中國経済の新たな経済成長エンジンについて以下のように発言した。
2020年まで中國経済が6.5~7%の成長を維持するとすれば、新たな成長エンジンはどんなものだろうか。2050年に向け、35年にわたる“常態”が開始される。
第一のエンジンは「イノベーション」だ。中國の消費者は現在、価格重視から価値重視に移っている。どうして中國の観光客が日本で便座や電子ジャーを買うのか。それは高品質の生活用品が欲しいためだ。しかしこれこそ、中國がイノベーションへ向かうための本質的なエンジンである。
第二のエンジンは、「國際化」だ。國際化のエンジンは、皆さんにすでに紹介した“一帯一路”というスローガンに象徴される。アジアと歐州、アフリカが協力するためのプラットフォームとして形成できるか否か。このプラットフォームで日本企業が中國企業と共にどんな役割を演じることができるか。これは深く検討する価値のあるものだ。