中國國家稅務(wù)総局は20日に記者會(huì)見を開き、2016年第1四半期の稅収狀況を説明した。

今年第1四半期の全國の稅収は前年同期比9.8％増の2兆9790億元（輸出稅還付分を除く）。タバコ、精製油にかかる消費(fèi)稅の稅制改正にともなう稅収増という特殊要因を除くと伸び率は約5.3％。

稅務(wù)総局収入計(jì)畫採算司の鄭小英副司長は、「稅収は経済成長を反映する重要な指標(biāo)の一つ。第1四半期の稅収増の內(nèi)訳をみると、経済構(gòu)造の調(diào)整?レベルアップ、イノベーションけん引型への転換が成果を上げていることが分かる。経済発展のハイライトは稅収データにも表れている」と指摘した。

第三次産業(yè)の稅収は第1四半期で12％増加し、全體に占める割合が56.5％に達(dá)した。なかでも現(xiàn)代サービス業(yè)は「営改増」（営業(yè)稅から増値稅への切り替え）などがプラスに働き、稅収は顕著な伸びを記録。具體的には、◇賃貸?商務(wù)サービスは30.3％増、◇インターネット?関連サービス、ソフトウェアと情報(bào)技術(shù)サービスはそれぞれ29.9％増、32.2％増、◇ラジオ?テレビ?映畫、映像制作は30.4％増。

「第三次産業(yè)、特に現(xiàn)代サービス業(yè)稅収の急速な伸びは、経済構(gòu)造の改善、消費(fèi)レベルの向上を反映している－－」。鄭副司長によると、「営改増」試行が進(jìn)むなか、重複徴稅などが解消され、産業(yè)の細(xì)分化が加速している。製造業(yè)から分離された一部のサービス業(yè)は規(guī)模が拡大し、現(xiàn)代サービス業(yè)全體の発展を後押ししている。