生産力余剰が深刻な産業(yè)に対しては、生産削減を進(jìn)める。一部の産業(yè)や企業(yè)の利益を高めることで、資本に製造業(yè)回帰を促す。それと共に、減稅などによるコスト削減で業(yè)務(wù)意欲を高め、各種取引、特に制度的な取引のコストを下げ、審査の工程を簡素化し、各種仲介見積費(fèi)用を抑え、企業(yè)の設(shè)備コストを下げ、物流コストを抑え、労働力市場の流動性を高め、企業(yè)に対してコスト削減と利益増加を促していく。また、市場環(huán)境を改善させる必要もある。ニセモノと粗悪品に対する取り締まりを強(qiáng)化し、市場參入などに関する諸條件を新たに作り、中小企業(yè)が參入しやすい公平な競爭市場にする。
「実業(yè)から虛業(yè)へ資本が流れる狀況を徹底的に変えるため、産業(yè)の報酬構(gòu)造のアンバランスな狀態(tài)を調(diào)整する必要がある」と張昌文氏は述べる。一定規(guī)模以上の工業(yè)平均利潤率は5~6%だが、金融業(yè)の自己資本利益率は15%以上だ。不動産業(yè)の利潤率は2ケタになる。産業(yè)の報酬構(gòu)造のアンバランスさがサイフォン現(xiàn)象のような狀況をもたらし、様々なイノベーションの種や生産要素が実體経済から逃げ出す結(jié)果となっている。その行き先は金融、不動産業(yè)界である。これは実體経済の持続可能な発展の基礎(chǔ)を揺るがすだけでなく、大志ある起業(yè)家精神を削ぐものになっている。コストを減らし、品質(zhì)を向上させ、市場環(huán)境を最適化するなどの総合的手段を通じ、実體経済の稼ぐ力と魅力を高め、実業(yè)を前途のある、儲かるものにしていく必要がある。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2016年12月24日