「次世代ITの応用普及に伴い、益々多くの商品やサービスの融合がオンラインとリアルで加速している。新モデル?新業態の発展を奨勵することは、第14次五カ年計畫期間におけるより多くの新たな消費の目玉の育成につながり、消費の持続的成長を後押しする」と趙萍氏は語る。

　中國國家発展改革委員會就業司の常鉄威副司長は、「第14次五カ年計畫期間中は、『放管服改革』（行政のスリム化と権限委譲、緩和と管理の結合、サービスの最適化）と寛容かつ慎重な監督管理を引き続き深化させ、オンラインとリアルの消費の融合を促進、柔軟な就業保障を強化し、企業の『従業員シェアリング』を支援、新型消費の健全な発展に適した監督管理體系の構築を急ぐべき」とした。

　近年、中國の消費勢力図で地方市場が臺頭し始め、広大な農村地帯が巨大な消費の潛在力を発揮している。

　今回の『提議』も特に「都市と地方の消費市場の開拓」に言及している。

　「多くの農村部では依然として販売網やインフラの整備が遅れており、消費の潛在力を充分に発揮できない狀況だ。都市と地方の消費市場を如何に開拓し、都市部と農村部のバランスのとれた発展を促進するかが、第14次五カ年計畫期間の重點課題となるのは間違いない」。中國商務部流通産業促進センターの陳麗芬研究員はこう語った。

　　「中國網日本語版（チャイナネット）」2020年11月22日