ロイター通信北京は17日、次のように伝えた。

　中國國家統(tǒng)計局は17日、4月の一定規(guī)模以上の工業(yè)付加価値額が前年同月比で9.8％増になったと発表した。

　國家統(tǒng)計局の付凌暉報道官は17日の國務院新聞弁公室の記者會見で、「全體的に見ると、4月の中國経済の運行は安定しつつ基礎が固まり、安定しつつ好転に向かったが、新たな問題も生じている」と指摘した。

　付氏は「國內(nèi)経済の回復の基盤がまだ堅固でない」と述べた。

　中國の4月の社會消費財小売総額は前年同月比で17.7％増だった。付氏は、消費は安定回復の流れを保つはずだと述べた。

　1-4月の固定資産投資は前年同期比19.9％増で、予想をやや上回った。1-4月の民間固定資産投資は前年同期比21％増。

　データの発表後、アジアの株式市場が異なる反応を示した。

　米國のスムーズな経済回復による中國製品への旺盛な需要、その他の國の工場の生産の遅れにより、中國の輸出は4月に予想以上の伸びを示した。

　中國の國內(nèi)総生産（GDP）成長率は今年第1四半期に18.3％という記録を樹立した。多くの経済學者は、通年の成長率が8％を超えると予想している。

　「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2021年5月23日