17日に発表された公式データによると、新型コロナウイルスによる昨年の景気低迷後、中國の今年4月の工業生産が力強く成長した。海外メディアが伝えた。
AFP北京は17日、次のように伝えた。
世界2位の経済體である中國は、新型コロナウイルス感染癥に伴う厳しい封鎖措置の解除後に初めて回復を実現した國でもある。
これは工場活動に伴う回復だ。中國企業は防護品、電子製品、世界の消費者が必要とするその他の消費財を生産する。
中國の4月の一定規模以上の工業付加価値額は前年同月比9.8%増で、予想通りとなった。
中國國家統計局は17日、生産の需要が持続的に拡大し、國民経済が安定と回復の発展の流れを続けていると発表した。
しかし國家統計局は、「世界の感染狀況は依然として複雑で、世界経済の回復に大きな不均衡がある」と警告した。
中國の4月の社會消費財小売総額は前年同月比で17.7%増だった。
新型コロナウイルスワクチンの接種が世界各地(特に米國という重要市場)で進むなか、経済の痛みをもたらした都市封鎖措置が緩和に向かっている。國外市場の中國製品への需要は昨年の激減を経て、今年に入り回復している。
中國の力強い経済データは、感染癥により昨年の基準値が低かったためではあるが、データによると回復はなおも続いており、より広範な回復になる見通しだ。