杭州第19回アジア競技大會の開幕が迫る中、「世界のスーパー」と呼ばれる浙江省義烏市もスポーツ大會の経済効果を受けている。義烏稅関の統計によると、義烏の今年1?5月のスポーツ用品輸出額は前年同期比15.6%増の28億5000萬元だった。
義烏國際商貿城のスポーツ用品を取り扱う店で、ヨルダンから來たバイヤーのアブドラさんは総額100萬元超の注文を出した。アブドラさんによると、今年はアジア競技大會の年で、ヨルダンではスポーツ用品の販売量が持続的に上がっている。そのためアブドラさんも商機を目にし、店を開く予定で、今回はそのための商品を調達しに來たという。多くの店の経営者によると、最近はアジアの取引先からの購入量が大幅に増えているという。
アジア諸國からのスポーツ用品の注文が増えている他、スポーツ用品の輸出の閑散期である夏、アジア競技大會の熱狂が民間のスポーツイベントをけん引し、オーダーメイドのスポーツ用品の活況が続いている。
アジア競技大會の熱狂が注文増をもたらしたのと同様、製造メーカーもビジネスチャンスを迎えている。義烏の多くのスポーツ用品業者も、全國各地の製造メーカーとの協力を強化し、一部の注文に対応し予定通りの納品を保証している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2023年7月13日