まもなく発表される「2010年全國科技進歩統計観測報告」によると、中國のR&D経費総支出がGDPに占める割合は1.7%に達し、史上最高値を再び更新した。科學技術の投入と産出は大幅に増加する一方で、1萬人にのぼるR&D関係者の學術論文數は3年連続で減少し、資本生産性が下がるなどの問題も存在している。「科技日報」が27日に伝えた。
同報告によると、全國的な観測の結果、科學技術への人的投入と資金投入はどちらも大幅に増加した。産出を見ると、中國特許戦略の実施により特許數は増加し、國內の3種類の特許申請量は前年比17.9%増の97萬7千件に達し、登録數は同41.3%増の58萬2千件に達した。全國で発表された學術論文數は同10.2%増の52萬本、SCIデータベースに収録された世界の科學論文數は144萬2千本、うち、中國の論文は12萬8千本で8.8%を占め、世界2位だった。全國で登録された重大科學技術成果は同7.6%増の3萬8688項目だった。ハイテク技術の産業化規模は拡大を続けており、一定規模以上のハイテク産業の付加価値額は同8.1%増の1兆4590億3千萬元に達した。新製品販売収入も大きく増加し、総額は同13%増の5兆7978億1千萬元だった。知識集約型サービス業の付加価値額は同22.4%増の3兆8202億元だった。(編集SN)
「人民網日本語版」2011年1月27日