さらに、「計(jì)畫停電」についても、「全力で市民が節(jié)電」あるから「無(wú)計(jì)畫になった」ことを肯定する節(jié)がありますが、これも誤っています。「全力で節(jié)電」することにより、いかにシナリオが描けるかを想定し、節(jié)電量によって、シナリオA(節(jié)電率高い):第一グループは停電無(wú)し、第二グループは停電無(wú)し???、シナリオB(節(jié)電率中程度)::第一グループは停電あり、第二グループは停電無(wú)し???、などと表現(xiàn)すべきであって、シナリオがひとつ(実行する;0か1)しか提示されず、それが節(jié)電の努力によって土壇場(chǎng)になって実行されるか否かということが対策本部側(cè)にもルールがないことでは管理不足です。決して「全力で節(jié)電努力が故に無(wú)計(jì)畫」であっていいということではありません。また、その情報(bào)周知の方法についても曖昧でありました。
情報(bào)の受け手である市民からすれば、シナリオがあろうとなかろうと、周知に時(shí)差がありますから、結(jié)果的には表面上、今回の「本當(dāng)に無(wú)計(jì)畫な計(jì)畫停電」と同じように、土壇場(chǎng)で変更されるように生活実感として感じられるかもしれませんが、あとで確認(rèn)すれば、対策本部はシナリオに従ってリスクマネジメントが成されているという暗黙のコミットメントを社會(huì)にうちだしていることになります(無(wú)計(jì)畫に感じられたけどシナリオ通りだった計(jì)畫停電)。
リスクマネジメントは、指示系統(tǒng)を確立する段階、起こってしまった事件の原因を究明分析する段階、発生事件ならびに今後の対処事項(xiàng)について人災(zāi)(≒人による管理エラー+末端的ヒューマンエラー)の発生可能性箇所を特定しておく段階、現(xiàn)段階での情報(bào)から最善の対応策を協(xié)議策定する段階、今実際の対応策を決定実行する段階、とったそれぞれの段階を素早くおこない、そしてそれぞれの段階で必要に応じて「適切な形式で」、「適切な範(fàn)囲內(nèi)で」情報(bào)をコミットメント(≒発表)する、ということが挙げられます。
今回は主體者らがリスクマネジメント能力に欠け、結(jié)果的に今回の計(jì)畫停電の混亂や、メルトダウンの発生可能性、そしてそれに対する國(guó)民?國(guó)際社會(huì)の不安を極めて大きく高めてしまう事態(tài)になってしまいました。実際の災(zāi)害現(xiàn)場(chǎng)で、がんばられている救助作業(yè)員?各種専門家?自衛(wèi)隊(duì)の皆さんがいらっしゃる一方で、政治の指導(dǎo)力不足?リスクマネジメント能力の低さを僕は非常に殘念におもっています。
一連の事態(tài)は、まだ収集していませんが、少し長(zhǎng)期間の視點(diǎn)に立てば、僕はこれから訪れるであろう日本の問題は山積しているというだけでなく、かなり具體的なものであるとおもいます。とりわけ、僕が危懼しているのは、さらなる日本の産業(yè)力の沈下です。