みなさん、こーんにちはーー!中川コージです!!!(とても明るい!)
先週末4月24日、日本では、統一地方選挙後半戦の投開票日でした。僕も各候補者の応援のために、全國を回ってきたのですけれど、市民?有権者のみなさんの気持ちから震災のイメージがぬけきれないのが実感としてよーく伝わってきました。例年と異なり、選挙というムードじゃないのです。それでも數週間前よりは次第に、明るくなってきたような雰囲気も感じられましたね(良かった良かった)。これは一概に。脳が上手く出來ているもので「忘卻」というメカニズムがあるからですね。良い思い出も、辛い思い出も、明確な記憶から、より「マイルドな記憶」になっていくのが「忘卻」のありがたい効果だと思います。震災に関する情報が次第に減ってくるにしたがって、また「忘卻」の効果によって、だんだんと日本の「傷」は癒えてきて、さらに復興へとむかっていく元気が出てくると思います。震災の情報についてソーシャルメディアでの扱われ方も、だんだんと低下してきたと思います。
ところで、今回の選挙でもネット選挙は解禁に成りませんでしたが、これからソーシャルメディア(ブログやミニブログ等ネットを使った個人情報発信媒體)の力がどれだけ増えてくるのかというところは、大変興味深いところですね。またこれは、政治だけでなく企業にとっても重要なものであります。実際に僕がビジネス展開するときにも、このソーシャルメディアについて組み込んで考えなければいけないわけですが、なにしろ、これはなかなか扱いにくいものであります。
こちらのブログも、まさにソーシャルメディアの一つでありますが、この一つのブログだけでは、これは既存のマスメディアのコラムなどと変わらないわけです。ここに多くの人の意見がよせられて、それに発信者も対応していくという雙方向性があるわけですね。
僕のとらえるとことろでは、ソーシャルメディアは、自然現象に近いなという感じがします。僕のブログのように誰か個人名があるものは別にしても、これを第三者が見て同じような意見をいうことは自由なわけです(文章著作権ではなく、おおまかな意見?主張として)。さらに、発信者は匿名であることも多く、勝手に情報が発せられてしまってそれが、正しいとか誤っているとかそういったものとは関係なく、また道徳的かそうでないかということとも関係なく、「流行り」という現象がおこってしまうこともしばしばです。ですから、いままでアナログとデジタルをともに駆使するマスコミ、アナログなクチコミ、のようなものがありましたが、ソーシャルメディアはデジタルなクチコミとでもいうようなもので、情報の複製が高速であるにもかかわらず、真偽が不明なものであります。コピーにコピーが成され、オリジナルが不明になることが多いわけです。