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第12回 電車の中のマナー(「傍若無人」) |
発信時間: 2008-11-17 | チャイナネット |
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日本人が、他者に配慮をしないふるまいをすることを「傍若無人」のふるまいと言われ、批判されます。 たとえば、電車の中では靜かにすることが期待されており、攜帯電話で話せば、これは「傍若無人」と言われます。日本では一般的に電車などの公共の乗り物の中で、攜帯電話で話すことはマナー違反とされます。これは中國とは違いますので、中國人の旅行者は注意してください。攜帯電話で話したい時には、駅におりて、そこで話しをすることが期待されています。メールのやりとりをすることは問題ありません(ただし、「優先席」のそばではメールのやりとりもだめです)。
2枚の寫真はともに電車の中で撮影したものです。寫真(左)は、電話をマナー?モードにしてくださいという表示です。つまり著信音が鳴らないようにして下さいという表示です。 寫真(右)は、攜帯電話の電源を「優先席」のそばでは切って下さいという表示です。「優先席」というのは、お年寄り、身體障害者、妊娠中の女性などに譲ることが期待されている席です。なぜこの席のそばでは攜帯電話を切らないといけないか、理由がおわかりでしょうか?それは、心臓のためにペースメーカーという機械を使っている人がいますが、この機械に対して、攜帯電話が悪影響を與える可能性があるからです。ペースメーカーとは、心臓の拍動を助ける醫療機器であり、日本全國で30萬人が利用していると言われています。攜帯電話等が発する電波が、心臓ペースメーカーなどの醫用機器に影響を與える可能性があるということです。したがって、攜帯電話の電源は、病院の中でも切ることが期待されています。 また電車の中でお化粧をする女性が日本で時々いますが、これも「傍若無人」なふるまいであり、マナー違反です。 (井出敬二 前在中國日本大使館広報文化センター所長) 「チャイナネット」2008年11月17日 |
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