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中國人と日本人の違い(音聲付) |
発信時間: 2009-02-26 | チャイナネット |
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何 文傑(カ ブンケツ)
「日本のお菓子は世界一だよ」と私は日本に行く前に、友達に教えられました。こういうお菓子への憧れを抱いて、私は初めて日本のスーパーに行った時、長い時間、食品売り場で足を止めました。日本の食品を見るだけで、もう幸せな感じが溢れてきたという感じがありました。プリンからアイスクリーム、チョコレート、クッキー、和菓子、そしてポテトチップス、パン、ピザ、その匂いだけで、自分は全くややこしい事から逃げ出し、幸福なパラダイスに入ったようです。その時、私は日本人の友達に「日本人は幸せですね、こんなに美味しくて、種類の多いお菓子をいつも食べれるなんて、中國人にどんなに羨ましがられるでしょう」と言いました。友人は「そうですよ、私にとって、もうプリンを食べないと生き甲斐がなくなるくらいですよ」と返事が返ってきました。そうです、友達の表情から何となく日本人にとってお菓子の重要な存在が分かって來ました。「食べないと生きられない」。甘いものを食べると一時的に心地よくなることは醫學界で証明されています。「お菓子」が好きな日本人の女の子にとっては、ストレス解消の手段の一つになっているではないかと思いました。 確かに、日本人は世界では「謙虛な性格」と見られていますが、「謙虛」の裏側には「忍耐」が書いてあるとも思います。特に、表で立派な人間になるには、いろいろな事を我慢しなければなりません。そして、面白いのは、日本で獨特な「察し文化」があると言うことです。それは、日本は島國で、そして國民はほとんど一つの民族(大和民族)で、皆の習慣や考え方とか、もうすでによく分かっているので、はっきり言い出すより、相手の言葉のニュアンス、目線や表情の変化によって相手の気持ちを察するという事です。ですから、日本人は「いつもストレスを感じている國民」とも思われています。人と付き合うときに、細かいところまで注意しないと、人間関係で不愉快なことをもたらす恐れがあるのです。ですから、部屋に帰って、プリンやポテトチップスを食べて、味覚を満足させることで、ややこしい事を忘れるのでしょう。 中國のお菓子と言いますと、日本のお菓子とぜんぜんレベルが違うとも言えると思います。種類も多くないし、とても幸せな感じもなさそうです。これは、中國人の性格を考えると、確かに中國人は「イエス」、「ノー」とはっきり言いますし、五十六の民族がいて、付き合う時もよりラクで、その點でストレスはたまらないでしょう。 そういえば、美味しいお菓子と似ているディズニーランドも大人気で、日本のディズニーショップの売り上げは世界一だと言われています。 これからは中國でも競爭がもっと激しくなり、いろいろな社會関係も複雑になってきて、お菓子とかはこれから活躍することになるのではないでしょうか?中國の女の子には期待もあるのですが、「味覚の幸せ」とともに來る問題も考えざるを得ないですね。
?中國國際放送局 日本語部?より2009年2月26日 |
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