◇「寫作」の授業で“人生観”考える◇
「寫作」の授業として、「同學」の「素晴らしい長所」を書くようにしたが、授業の波及効果はクラスの団結だけでなく、それぞれの“人生観”をも考えるテーマになったようだ。
人はだれも、相手の欠點や悪いところはすぐ目に付き指摘することができる。しかし、長所や素晴らしいところを褒めることはなかなか難しい。相手の優れているところを相応に認めたくないのも人情だろう。
だから、自分と比較して相手を評価する場合、「自分より劣っている」と見えたら、相手は自分とほぼ同じ実力がある人間である?!缸苑证韧袱椁い馈工趣い龊悉?、相手の実力がやや上である。「自分よりちょっと上だ」と評価したら、それは、自分より相手の実力がずっと上の人である。競爭が激しい職場や仕事仲間で、相手の実力を過小評価するのは、長所を認めたがらない心理と似ている。會社や職場でも、寫作の授業と同じように「仲間の素晴らしさ」をテーマにして書いたら、さまざまな人間関係や思惑が絡んでうまくいかないだろう。利害関係がないクラス仲間だから、素直な気持ちで舊友の素晴らしさを評価できたのだと思う。欠點を指摘して改めるよりも、長所を褒めてそれを伸ばすことの方がよい結果になることを、この寫作の授業から學んでほしいと思った。
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