日本で「婚活」という言葉が登場(chǎng)して久しい。結(jié)婚適齢期を迎えた、いや、とうに過ぎているとも言える男女が結(jié)婚するために出會(huì)いを求めて日々活動(dòng)する。その事情はここ中國でもほとんど同じである。適齢期を過ぎても未婚の男女は「剩男(sheng nan)剩女(sheng nv)」と呼ばれる。日本語にすれば「あまり男 あまり女」、非常に直接的な表現(xiàn)と感じるかもしれない。中國にはいわゆる「合コン」という文化が存在しないので、気軽に見知らぬ男女が知り合える機(jī)會(huì)は少ない。親たちも、子供の結(jié)婚には気を揉んでいるというのが実情である。
そんな中、この現(xiàn)狀と今までのビジネス経験そして最近の傾向を踏まえてある日本人が北京で新しい事業(yè)をスタートさせた。
北京マリアージュ代表の佐藤理さんだ。北京マリアージュは北京でウェディングパーティーのプロデュース事業(yè)を展開している。5周年を迎えた節(jié)目の今年、新しく中日の獨(dú)身男女の出會(huì)いの場(chǎng)を提供する「クラブマリアージュ」を設(shè)立した。クラブマリアージュは獨(dú)身の出會(huì)いを求める男女の會(huì)員を募り、出會(huì)いパーティーやお見合い事業(yè)などを行っていく。また、自分磨きにも余念が無い現(xiàn)代人のために各種、美容、語學(xué)教室、ファッション、料理などのプロフェッショナルとも提攜し充実した內(nèi)容となっている。
先日、このクラブマリアージュ設(shè)立記念シングルズパーティーが北京ヒルトン2階?。冢牛裕痢。拢粒窑侨A々しく開催された。參加者は中日の獨(dú)身男女総勢(shì)約80人で男女の比率はほぼ半々。自己紹介タイムやゲーム、フリータイムを通して、結(jié)果6組のカップルが誕生した。
佐藤さんが今回の事業(yè)を立ち上げるに當(dāng)たり、その背中を押した理由が2つ有った。1つには兼ねてから佐藤さんのところに出會(huì)いをプロデュースする場(chǎng)を作って欲しいという要望が寄せられていたとうこと。そしてもう1つは佐藤さんがこの5年間で手がけてきたウエディング事業(yè)の中で、中國人男性と日本人女性のカップルが次第に増えてきているという傾向を摑んだからだ。
先進(jìn)國で生まれ、恵まれた環(huán)境で育った女性たちが國內(nèi)の男性ではなく、何故「中國人男性と結(jié)婚」という選択をするのか非常に興味深いものがあるだろう。かくいう私もその「中國人男性と結(jié)婚」という選択をした日本人女性の1人だが詳しい話は、またの機(jī)會(huì)にするとして、ここに新しい中日男女の出會(huì)いの場(chǎng)が生まれたのは確かだろう。以下、佐藤社長にパーティー事業(yè)設(shè)立への思い等を伺った。
Qクラブマリアージュのパーティーとはどんなものですか?
佐藤:今まで私達(dá)が手がけてきたウエディング事業(yè)は既に結(jié)婚が決まっている方を?qū)澫螭趣筏郡猡韦扦?。今回この事業(yè)をやるということは、もっと裾野というかもっと多くの方々の出會(huì)いに繋がると思います。ですから我々が開催するパーティーというものをより多くの人に知って戴きたいし、中國に今まで無かった楽しいパーティーを獨(dú)身男女の方々に味わってもらいたいです。そこでの出會(huì)いは、もしかしたら結(jié)婚に必ずしも結(jié)びつかないかもしれませんが、新しいコミュニケーションの場(chǎng)として楽しめる場(chǎng)所を作れれば嬉しいです。
Q中國人男性と結(jié)婚する日本人女性が今後増えていくと思いますか?また、何故そう思われますか?
佐藤:増えて行くと思います。それは相性というか、、、日本人の男性が忘れかけている情熱や純粋さなどを中國人の男性はまだ持っているのではないかと思います。今の段階では、日本人女性は中國人の男性をほとんど知らないし、70%位の方は中國人の方に対してあまり良いイメージを持っていないのが現(xiàn)狀ですが、それは會(huì)う前の段階です。実際に會(huì)ってから変わってくる方はどんどん増えてくると思います。
実際に、マリアージュで結(jié)婚式をするカップルでも中國人男性と日本人女性というのは増えてきています。
中國人男性と結(jié)婚する日本人女性の増加は一昔前ならとても考えられなかった現(xiàn)象かもしれない。しかし、現(xiàn)実にこういったカップルが増えているという背景には中國の急速な発展と経済成長も関係しているだろう。しかし、一番肝心なのは、女性なら誰しもが憧れる「自分は大切にされているという安堵感」を中國人男性は日々努力しながら女性に與えているからではないだろうか?(個(gè)人的な見解を含みます。)
「中國國際放送局 日本語部」より 2010年4月9日