仲井眞弘多(なかいま?ひろかず)沖縄県知事と稲嶺進(いなみね?すすむ)名護市長は4日、鳩山由紀夫首相とそれぞれ會談を行い、米軍普天間飛行場の県內移設方針に対し、いずれも反対の立場を示した。
仲井眞知事は「県民の間では県外移設の期待が高まっており、普天間飛行場の危険性を一日も早く除去してほしい」と要請した。
稲嶺市長は「到底受け入れられるものではない」と拒否する考えを示した。
鳩山首相は就任以來初めて沖縄県を訪問し、普天間基地の県內移設をめぐる理解を得るために、知事、県議會議長、名護市長らと相継いで意見交換を行った。
「中國國際放送局 日本語部」より 2010年5月5日