世界で最も潛在力のある市場の中國は、外資系企業にとって市場空間というだけでなく、飛躍的に成長のチャンスがある國だ。中國の安定的な政治環境と稅収優遇政策の下、多國籍企業はどのような新しいチャンスをつかみ、成長する中ではどんな物語があるのだろうか。新華ネットは19日、シャープの常務取締役で中國本部部長、シャープ貿易中國有限公司代表取締役の菅野信行氏に、中國でのシャープの発展や多國籍企業が中國で直面するチャンスと挑戦などについて話を聞いた。
――インターネットで、日本の「一流製品は國內にあって、二流製品は歐米に、三流の製品はアジアに販売している」などとよく言われていますが、これについてどう考えますか。
菅野 これはまったく誤った言い方です。中國のネット利用者は日本と歐米の市場の狀況に強い関心を寄せています。ですから、私たちの目標は日本で販売する新製品をできるだけ早く中國で販売することで、これが私たちの主要な課題です。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2010年5月21日