日本の民主黨は7日午後に両院議員総會を開き、菅直人代表をトップとする新執行部を決定。幹事長に枝野幸男氏、政調會長に玄葉光一郎氏、國會対策委員長に樽床伸二氏が就任した。総會には小沢前幹事長ら數人を除く、ほとんどの民主黨議員が出席した。「広州日報」が伝えた。
共同通信は「菅直人體制」は「脫小沢」の姿勢が鮮明だと指摘する。玄葉氏など小沢氏と距離を置く議員が黨要職に多く就いているからだ。枝野氏は小沢氏の「金権政治」を黨內で直接批判してすらいる。仙谷由人氏も小沢氏の政治獻金スキャンダルを批判したことで有名だ。仙石氏は內閣官房長官に就任する。政府報道官に相當する內閣の「女房役」だ。
民主黨內での小沢氏の勢力は小さくないが、政治獻金スキャンダルで悪いイメージがつきまとい、民主黨の支持率の足を引っ張ってきた。小沢氏はすでに幹事長を辭任している。
小沢氏との関係が深い、元老級の輿石東參院議員會長は留任。輿石氏は「脫小沢」人事について「菅氏は新たしいカラーを出し、國民の期待に応えられる布陣を素早くつくろうとしている。小沢抜きとかそうでないとか、その言い方自體がおかしい」と述べた。
菅新內閣は8日に発足する。
「人民網日本語版」2010年6月8日