韓國から日本へ 中國富裕層の不動産ブーム
韓國から日本へ 中國富裕層の不動産ブーム。
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韓國の済州島（チェジュ）は購買力の旺盛な中國人顧客のために「中國村」をつくった。いまは、大ヒットした中國映畫「非誠勿擾（日本語題「狙った戀の落とし方。」）」の舞臺となった北海道が、中國人富裕層の不動産購入の次の「ターゲット」となっている。
海外メディアの報道によると、中國大陸に住んでいる中國人富裕層が日本の不動産を投資などの目的で買うケースが最近、目立ってきたという。
主に中國人向けの物件を扱う東京都豊島區(qū)の不動産會社ユーエスマネジメンツの擔(dān)當(dāng)者は、最近、東京のマンションに興味を持ち、1億円前後のマンションの購入を考えている上海の富裕層が多いと話す。中國國內(nèi)にいくつか不動産を持っていて、リスク分散のために日本の不動産にも投資したいという人がほとんどだという。
家具?インテリア製造販売大手のニトリの子會社「ニトリパブリック」は中國人富裕層向けの別荘を建設(shè)。庭があり、ニトリの家具?インテリア付きで3000萬円のこの別荘は、4月に17棟すべてがすでに完売している。同社の擔(dān)當(dāng)者によると、現(xiàn)在も１００人ほどが購入を希望しているため、第2期の建設(shè)計畫を進(jìn)めているという。1億元以上の別荘の購入者はほとんどが外國人であるが、なかでも中國人が多數(shù)を占める。
原因は中國の不動産市場に
中國人富裕層はどうして海外で不動産を購入したがるのだろうか。
數(shù)カ月前、韓國で中國人の不動産購入ブームが沸き起こった。當(dāng)時、北京では「史上最悪」の不動産規(guī)制政策が打ち出され、1世帯當(dāng)たり1軒の住宅しか購入することができなくなった。一方、韓國は、敷居を低くして投資?移民政策を?qū)g施していたため、中國人は済州島の不動産に注目するようになった。
報道によると、済州島のリゾート地は中國市場にねらいを定め、済州島初の「中國村」の建設(shè)を計畫。上海の投資家150人余りが1億8300萬元相當(dāng)の58の別荘を一挙に購入し、なかには一度に3軒も購入した人もいた。
今回の北海道の別荘購入ブームについては、日本は中國から近いうえ、最近は不動産価格が若干下がっているため、今が日本の不動産購入のチャンスだと考えている人が多いと指摘する。
「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」2010年7月19日
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