サンゴの裝飾品は中國の富裕層にとって投資やコレクションの手段として人気が高い。最近、世界有數(shù)のサンゴの産地である日本で採れたサンゴを中國の富裕層が買い漁っている。「日本新華僑報網(wǎng)」が伝えた。
高知県工業(yè)振興課によると、最近、サンゴの需要量が増大している。サンゴは養(yǎng)殖できず海中から採るしかないため、重要な産地である日本のサンゴが年々値上がりしているという。高知県は毎年、サンゴの主な産地である高知県?長崎県五島列島?鹿児島県?沖縄県周辺の海域で採れた珊瑚の入札會を行っているが、08年に落札された高知県産のサンゴは2328キロ、金額は6億686萬5000円にのぼった。
日本寶石珊瑚協(xié)會の擔當者も、サンゴの原木価格は平均して1.5~2倍になったと指摘する。原木が値上がりしている理由は、「中國で富裕層が増え、中國向けの市場が急激に拡大しているため」と話す。日本産のサンゴは約90%が海外に輸出される。需要が最も高いのは臺灣地區(qū)で、サンゴの世界的な集散地となっている。サンゴは臺灣で加工されて裝飾品になり、中國大陸に輸出される。なかでも赤サンゴが最も人気が高いという。
また、赤サンゴの価格高騰のため、高知県の加工業(yè)者は手が出せなくなり、加工の仕事に影響が出ている。サンゴの加工業(yè)者は「生死にかかわる」ときを迎えているのである。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2010年7月28日