昨年11月下旬、愛知県豊橋市で開かれたL.S.E.言語交流會(huì)の40周年記念式典に參加するために日本を訪問した。東京にも4日間滯在し、福田康夫元首相ら政界の要人や友好人士と面會(huì)した。今回の訪日で強(qiáng)く感じたのは、漁船衝突事件は中日関係に暗い影を落としたが、日本の民間の日中友好活動(dòng)は依然として活発であることであった。
11月中旬の胡錦濤主席と菅直人首相の橫浜での會(huì)見により、漁船衝突事件が中日関係にもたらした緊張局面は緩和に転じた。駐日中國大使館の関係者によると、今回の事件に対する日本の反応は、過去の首相の靖國神社參拝事件とは大きく異なるという。小泉元首相の靖國神社參拝への固執(zhí)に対しては、日本國內(nèi)ではさまざまな意見が存在し、それを支持するものもあれば、反対するものもあった。しかし今回の事件に対しては、共産黨を含む政黨や、比較的客観的な報(bào)道をする『朝日新聞』を含むメディアまで、ほとんど國を挙げての意見の一致ぶりであった。
日本の『読売新聞』と中國の『瞭望』による最新の世論調(diào)査によると、中國に好感を抱いていない日本國民は82%、日本に好感を抱いていない中國國民は78%に達(dá)し、過去最悪であった。
東京で耳にしたこと、特に中日の最新の世論調(diào)査から、漁船衝突事件が中日関係にもたらした影響は相當(dāng)深刻であると感じた。しかし、愛知県第二の都市?豊橋市での5日間の活動(dòng)の中で目にしたのは、まったく別の情景であった。いたるところ日中友好の熱い気持ちにあふれ、中國は明らかに尊重されており、まるで中日の間には何の問題も起こっていないようであった。
L.S.E.言語交流會(huì)は、日本の女性たちが立ち上げた民間団體であり、青少年の國際言語文化交流の促進(jìn)に努めている。彼女たちの目的は、子どもたちを海外に出して、世界を理解させ、子どもたちの國際意識(shí)を高めることにある。世界の未來は子どもたちの手にあるからだ。