オランダで開かれている卓球の世界選手権は12日、混合ダブルスが行われ、福原愛?岸川聖也組は、シンガポールのペアを4-1で下し、準決勝進出を決め、福原愛選手の世界選手権でのメダルが確定した。
11日に行われたシングルス3回戦で中國のカットマン範瑛選手に敗れ、涙を浮かべて會場を去った福原選手は勝利後すぐに笑顔を見せ、「昨日の夜にシングルスで負けて、今朝はダブルスで負けた。今日の混合ダブルスではどうしても勝ちたい気持ちがあった」と話した。
福原選手は、「獲得したメダルを日本の被災地の人たちに屆けたい。被災地の方々がメダルを獲得したニュースに喜んでくれ、被災地に元気を與えられるといい」と語った。また、中國にも応援してくれる多くのファンがいるので、彼らのためにもがんばりたいとの思いを示した。
大會前に「3種目すべてでメダルを狙いたい」と意気込みを見せていた福原選手は、メダルを1つしか獲得できなかったが、「これで手ぶらで日本に帰ることがなくて、ホッとしてる」と述べ、やや満足しているようだ。
以下は今回の大會における福原選手の様々な瞬間。