第213回漢語角參加者による記念寫真。日本僑報社提供
11月6日に開かれた第213回の星期日漢語角(日曜中國語コーナー)交流會で、日本僑報社は「中日公共外交研究會」を正式に発足すると発表し、研究會を通じて中日民間交流を一層推進する決意を表明した。
長い間、日本僑報社は中日公共外交の促進に貢獻し、多彩な成果を得た。中國の最新情報を紹介する図書の出版、日本人の中國語作文コンクールと中國人の日本語作文コンクールの開催、星期日漢語角、日中翻訳學院、NPO法人日中交流支援機構、日本湖南省友の會と日本湖南人會などの創設を通じて、中日両國の民間交流を推進してきた。2011中國公共外交年次総會が広州で開催される前に、「中日公共外交研究會」を創立するのは、この機會に中日公共外交研究を推進するさらなる願いを込めたものだ。
日本僑報社は今年4月、中日公共外交研究賞を設け、第一回は趙新利?中國察哈爾(チャハル)學會研究員(早稲田大學政治學博士)が『中國の対日宣伝と國家イメージ---対外伝播から公共外交へ』の作品で受賞した。中國の専門家は同書について國內外で初の中日公共外交に関する著作であり、公共外交研究の空白を埋めるという重大な意義を有する、と指摘する。発売以來、両國學者および主流メディアの関心を集めており、今年5月の東京の大手書店?八重洲ブックセンターのベストセラーランキングでは6位にランクイン。中日公共外交に関する書籍として、初のランク入りを果たした。
今年10月、日本僑報社は公共外交に関する二番目の図書『溫家寶の公共外交蕓術を探る』を刊行した。この本は溫家寶総理が主に日本を対象として行った公共外交活動を詳細に取り上げ、分析した。その中から、蕓術的と言ってもいいほどの溫総理の緻密なテクニックを抽出し、今後の中國外交、ことに対日外交に生かしていこうという主旨だ。福田康夫元総理は、本書のため次のように「推薦の言葉」を寄せていただきました。「中國の溫家寶総理を知る上で、大変貴重な一冊です。この本の出版を機に、一層日中友好が深まるよう期待します。」
中國の「公共外交貢獻賞」を受賞した小島康譽氏が「中日公共外交研究會」の顧問、また漢語角創立者、日本湖南人會會長、中國察哈爾(チャハル)學會高級研究員の段躍中氏が研究會代表に就任した。日本僑報社出版本の著者、在日中國人留學生、漢語角參加者がこの研究會の會員及び支持者となる。
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2011年11月9日