資料図:ネットで広まっている中國最新鋭戦略無人機(jī)試験滑走の様子
香港の『サウスチャイナ?モーニング?ポスト(南華早報(bào))』ウェブサイト11月30日の報(bào)道によれば、中國海事當(dāng)局は先週、東中國海各島周辺海域から北朝鮮に近い海域において初となる無人機(jī)での巡視飛行を行なったという。
また、遼寧の海事部門が、大連に無人機(jī)の配備?制御センター設(shè)立を表明、今後頻繁に無人機(jī)を使って近隣海域、海岸線及び島嶼地區(qū)を巡視し、リモートセンシングデータ及びハイビジョン寫真を収集予定。
更に、軍用無人機(jī)プロジェクトに攜わる一女教授のコメントとして、遼寧の計(jì)畫は地方政府の決定であり、軍とは無関係としている。そして、無人機(jī)は操作を誤れば、他國の領(lǐng)土に侵入してしまう可能性が高く、トラブルのもととなるため、海事関係者はその操作に十分気をつけるべきであり、「民用無人機(jī)は陸地での規(guī)制が非常に厳しく、僻地(海上等)でのみの使用となるが、海上飛行時(shí)には、他國のレーダー上で空軍のものと識(shí)別されやすく、外交トラブルの火種になる。」とし、この配備が、一定の危険性を孕むことを指摘した。
東海で漁業(yè)を営む中國の漁民は、日常的に韓國海事部門の逮捕や罰金を受けている。また、中國の役人も難民の大量流入を防ぐため、海上パトロールの強(qiáng)化を望んでいる。教授によれば、現(xiàn)在解放軍が使用している無人機(jī)の技術(shù)は世界的に見ても進(jìn)んだもので、飛行高度は數(shù)萬メートル、1回の連続飛行時(shí)間は24時(shí)間にも及ぶという。しかし、遼寧省が使用している無人機(jī)の撮影寫真で識(shí)別できるのは、50cm以上の物體に限られており、使用しているのは民用撮影機(jī)である。軍用無人機(jī)は、使用コストが高いため、辺境パトロールのような日常任務(wù)に使用されることはない。遼寧海事局によれば、無人機(jī)は今後、500以上の島嶼が分布する15萬平方キロメートルの海域のパトロールを擔(dān)當(dāng)することになっているという。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」2011年12月6日