中國(guó)側(cè)が日本の野田首相の訪中延期を求めた最も重要な理由として、日本の官房長(zhǎng)官と外相が指摘した「良い雰囲気」に絡(luò)む問(wèn)題にある。つまり今は、野田首相訪中の「良い雰囲気」ではないということだ。その理由を次にみていく。
雰囲気が良くない理由(1) 野田首相は信用に欠ける
野田首相は今年9月に就任後、中國(guó)側(cè)と早期訪中を調(diào)整し、繰り返し日中間の戦略的互恵関係を促進(jìn)したいとの考えを示し、様々な場(chǎng)面で80年代に3000人日本青年訪中団の一員として訪中し、自分は「日中友好交流の申し子」だと発言しながらも、「親米反中」の外交政策を取り、フィリピン、ベトナム、韓國(guó)、インド、ミャンマー、東南アジア諸國(guó)連合(ASEAN)などと連攜し、米國(guó)の「アジア復(fù)活」戦略に合わせて中國(guó)に対し牽制的な包囲を行ってきた。そのため対中政策面で野田首相のどの言葉が真実で、どの言葉が噓なのか判斷がつかない。信用に欠ける日本の首相に対し、中國(guó)側(cè)は深く交流するのをためらっているのだ。
雰囲気が良くない理由(2) 日本側(cè)の不対等な要求
日本の外務(wù)省筋によると、野田首相は中國(guó)を訪問(wèn)中、両國(guó)の海上危機(jī)管理體制の構(gòu)築を提案するほか、▽東中國(guó)海問(wèn)題に関する交渉再開(kāi)▽日本の被災(zāi)地の農(nóng)産品の輸入開(kāi)放▽レアアース(希土類)の対日輸出拡大▽日本の被災(zāi)者に喜んでもらうため、被災(zāi)地へのパンダ提供――を求める方針だ。率直に言って、外交は対等な交換交渉であるはずだが、日本側(cè)の中國(guó)に対する要求は多過(guò)ぎる。逆に日本は中國(guó)に何ができるのか?今のところ明確な情報(bào)はない。
まもなく迎える中日國(guó)交正常化40周年を記念し、日本側(cè)は何人を日本へ招待するなど「友好パフォーマンス」的な交流を用意しているが、それほど中國(guó)側(cè)の興味をそそらないだろう。
雰囲気が良くない理由(3) 野田內(nèi)閣がいつまで持続するか不確定