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第三に、民主黨と中國のトップの交流の新たな転機となる可能性がある。小沢氏は日本の政界でも有名な「親中派」の重鎮として知られ、中國のトップと長年深い交流を続けている。09年末に民主黨政権になると、小沢氏は民主黨の國會議員146人からなる大規模な代表団を率いて中國を訪問した。筆者が取材した際、民主黨の國會議員、川上義博氏、高邑勉氏、近藤昭一氏らの事務所には、彼らが中國共産黨の指導者と握手している寫真が目立つ場所に飾られていた。中國のトップとの交流を長期的に重視し、深く意見交換するというのが小沢氏の対中政策の一つだ。
近年、民主黨の菅直人內閣、野田佳彥內閣が対中関係で紆余曲折が繰り返している原因の一つは、彼らが小沢氏のように中國のトップとの人脈がないからだ。小沢氏が権力を回復した後、民主黨と中國のトップとの間の交流がより円滑になる可能性がある。(作者:日本新華僑報 蔣豊編集長)
?中國網日本語版(チャイナネット)? 2012年4月27日