「中日関係の支柱は安全保障分野の戦略的相互信頼、経済?貿(mào)易、人員の相互往來にある」。中國の崔天凱外務(wù)次官は16日、日本経団連代表団との面會(huì)時(shí)にこう述べた。南方日?qǐng)?bào)が伝えた。

だが安全保障分野では最近の日本側(cè)の動(dòng)きによって、元々脆弱な両國間の相互信頼が破壊された。日本政府は昨年12月20日に、航空自衛(wèi)隊(duì)の次期主力戦闘機(jī)（FX）としてF35戦闘機(jī)42機(jī)を?qū)毪贰?016年度からの運(yùn)用を目指す方針を正式に決定した。當(dāng)時(shí)米國はまだ明確な「価格」を提示していなかったが、米國防総省が先日議會(huì)に提出した報(bào)告によると、日本の発注したF35戦闘機(jī)42機(jī)の総額は100億ドルに達(dá)する。パイロットの訓(xùn)練費(fèi)その他経費(fèi)を含めると、1機(jī)あたり約2億3800萬ドルになる計(jì)算だ。これは日本の想定していた価格の倍以上だ。

「いいかも」にされながらも、日本は思い切って高額なF35の購入を表明した。経済危機(jī)の痛手を負(fù)った日本が、武器購入には金を惜しまないことを、諸外國はいぶかしんでいる。これについて周永生氏はF35は中國と対抗する上で実際の助けになると指摘する。現(xiàn)在日本はヘリ空母2隻を運(yùn)用中だ。3隻目もすでに自衛(wèi)隊(duì)に引き渡されたが、正式な就役はまだだ。F35戦闘機(jī)のSTOVLタイプ（短距離離陸?垂直著陸）を購入し、「ヘリ空母」で運(yùn)用すれば、すぐに攻撃?防御力を構(gòu)築し、強(qiáng)い打撃力を備えることができる。中國の「ワリャーグ號(hào)」はすでに進(jìn)水したとはいえ、まだ試験段階にある。通常の試験に従えば、実際の戦闘力を備えるのは數(shù)年後になるはずだ。これは中國にとって現(xiàn)実的な脅威となる。