フィリピンは今年4月に黃巖島の問題を引き起こすと、中國からの忠告を無視し、事態を深刻化させた。フィリピンはまた外部勢力(米國、日本、アセアン諸國)を南中國海に巻き込み、各國から武器の購入を試みた。フィリピンの全國紙『デイリー?インクワイアラー』の7月9日付の記事によると、フィリピンのデル?ロザリオ外相は9日、フィリピン海岸警備隊が日本から12隻の巡視船を近く提供されると稱した。
デル?ロザリオ外相は取材に応じた際に、フィリピンと日本が、海洋安全を含めた二國間の提攜を強化していくことで一致したと述べた。デル?ロザリオ外相はこれまでも、米國、日本、韓國、オーストラリアも、フィリピンが「最低限度の防衛力を構築する」、「中國との領有権爭いを処理する外交能力を補う」ため協力していると稱していた。
デル?ロザリオ外相は、日本政府がフィリピン海岸警備隊に12隻の巡視船を提供する可能性があるとし、「日本は全長40メートルの10隻の巡視船を公的支援として提供し、殘りの2隻の大型船はその補助となる」と語った。
在フィリピン日本大使館の関係者は、日本はフィリピン海岸警備隊に対して、海洋安全および法律執行の面で協力を続けるとし、「最低限度の防衛能力を構築する」という內容とは異なる性質のものであると強調した。同関係者はまた、「これは特定地域の情勢を対象とするものではない」と述べた。同関係者が指しているのは、黃巖島問題であると見られる。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年7月11日