新華社によれば、日本である航空會社の航空機が米國ニューヨークへ向かう途中、爆発物による威嚇を受け、フライト途中で引き返した。客室を捜査したところ、爆発物は見つからず、乗客は他の航空機に乗り換えて、改めて米國に向かったという。
時事通信社1日の報道では、この航空會社のボーイング777機は7月31日晝、成田空港を離陸。2時間あまり飛行しアリューシャン列島上空に差し掛かったあたりで、爆発物を仕掛けたという威嚇メールを受信した。
メールには、「航空機に爆発物をしかけた、日本政府はオウム真理教の教祖麻原彰晃を釈放せよ。」という要求が書かれていたという。
航空會社スタッフによれば、警察との協議により引き返すことを決定したという。
航空機は飛行場に戻り捜索したが、爆発物は発見されなかった。247人の乗客は別の航空機に乗り換え、米國に向かったという。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2012年8月3日