3人の被害者は抗議文の中で、日本側を「非人道的だ」と批判した。「あの戦爭が終了してから長年が経過するが、侵略戦爭を仕掛けた加害者を代表する日本政府は、現在までも私たちに謝罪していない。橋下氏はさらに暴言を吐き、私たちを傷つけている」
3人は抗議文の中で、「私たちはすでに高齢で、いつこの世を離れるか分からないが、まだ息がある限り正義を勝ち取るつもりだ」とし、「加害國の日本政府は中國の被害者に謝罪?賠償し、橋下氏は黒白を混同し是非を転倒した発言を撤回し、中國の被害者とその遺族に謝罪?賠償しなければならない」と強く求めた。
康弁護士によると、3人の被害者は日本軍に蹂躙された當時、まだ若い女性であったという。今年85歳になる李秀梅さんと郭喜翠さんは當時15歳で、未婚だった。今年91歳になる陳林桃さんは當時、結婚して間もなかったという。
20年余りの調査と取材を経て、中國初の慰安婦の口述史『炮樓里的女人』(砲樓の中の女性)を執筆した張雙兵氏は記者に対して、「日本の侵略戦爭で、強制的に日本軍の慰安婦にさせられた122人の中國人女性を取材した。現在その多くが亡き人となっており、存命中の20數人はすでに高齢で、長期的に心身がいためつけられたため、健康狀況が思わしくない」と述べた。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2013年6月5日