これは日本政府の過去10カ月の、中國に対する主な措置だ。我々はここから、日本が中國との関係改善を望むという、かすかな手がかりでも得られるだろうか。いや、それはない。我々が目にしているのは、冷戦と対抗の手法ばかりだ。
日本政府は爭い続けようとしているくせに、なぜ和解ムードを演出しようとするのだろうか。これは恐らく、世論戦に備えたものだろう。「會談に條件は設けない」、「戦略的互恵関係の原點に戻る」といった発言は、中國を亂暴?強引?頑固な怪物に形容しようとするものだ。當然ながら、盟主の米國のメンツに配慮した可能性もある。米國は日本が火遊びを続けることで、米國が進退窮まり、戦略的利益を損なうことを望んでいない。バイデン副大統領はこのほどアジアを外遊した際に、日本に隣國との関係を緩和するよう明確に求めた。
世界全體の利益、そして中日両國の利益にとっても、人々は日本政府がトゲを隠したバラではなく、平和の手を差し伸べることを心から願っている。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年8月1日