68年前の8月、米國は広島と長崎に原子爆弾を投下、これが人類史上初の核攻撃となった。原子爆弾によって2つの都市は壊滅し、見渡す限り廃墟と化し、死體がいたる所に転がる悲慘な情景は人々の記憶に深く刻まれた。米國の原子爆弾投下は日本の軍國主義の勢いに打撃を與え、日本の投降と世界の反ファシスト戦爭の勝利を早めた。
月日が経つのは早いもので68年が過ぎ、平和と発展が世界各國の目指すところとなったが、日本という核攻撃を受けた唯一の國は世界各國が第二次世界大戦が人類にもたらした犠牲を深く反省している時に、過去の侵略行為を深く反省せず、一部の政治家は今でも軍國主義の妄想を抱いている。高度経済成長時の70~80年代でも、景気が低迷する今でも、歴史教科書の改ざん、南京大虐殺の否定、従軍慰安婦の強制連行否定、A級戦犯の靖國神社からの分祀拒絶、內閣閣僚の靖國神社參拝など日本政府は世界やアジアの隣國を傷つけている。さらには戦後施行された「平和憲法」を公然と改正し、軍事力を拡大する動きまであり、第二次大戦中に中國を侵略したことで名高い「いずも」を図々しくも準空母に命名した。世界の平和を愛する人々は、日本は一體何がしたいのか?と問わずにはいられない。
日本の軍國主義復活は誰の目にも明らかだ。今月13日に広島で開かれた集會で、米國のオリバー?ストーン監督は言葉に力を込めて「なぜ」を連発し、日本政府がなぜドイツ政府のように侵略戦爭を発動したことを深く反省できないのか問うた。「反省できなければ信頼に値しない。日本は今でも世界平和の力ではない」と語り、聴衆の拍手喝采を受けた。