2020年五輪の東京開催決定で日本全國が祝福ムードに包まれる中、日本の最右翼勢力はこれを機に排外の波を引き起こした。日本の右翼団體「在日特権を許さない市民の會」のメンバー約150人は8日午前11時半頃、東京の新大久保公園に集合し反韓デモを行い、在日韓國人を憎む言葉を叫び、軍國主義を象徴する旭日旗、「五輪招致を祝福する」「日韓絶交」などのプラカードを掲げて約1時間にわたって行進した。一部の市民と対峙する場面も見られた。これについて、韓國メディアは日本の右翼勢力を痛烈に批判した。
韓國「京郷新聞」は、日本の五輪招致成功という喜ばしい日に、日本の右翼?民族主義者は日本に恥をかかせる行動をし、これは日本社會に反韓傾向があることを示すと伝えた。韓國メディアは、「日本には強い獨裁主義があり、五輪を4回開催した(2回の冬季五輪を含む)國だが、歴史問題において頻繁に誤った発言をしている。殖民地戦爭を美化しようとし、國內(nèi)では外國人を排斥するデモ活動がしょっちゅう発生している。日本はこれらの面を反省し、変える必要がある」と論じた。
韓國メディアの非難に対して、日本の見方は様々である。時事通信社は、民族主義者によるデモは五輪精神に見合っていないと指摘。東京の招致成功は日本の大きな成果を意味し、日本は包容力がある一面を示す必要があり、このような排外行動はそれに背くものだとした。