◇日本は中國を目の前の懸念とみなす
日本にとって中國は「目の前の懸念」とみなしている。そのため日本は米國の「度」と「バランス」が理解できない。総合的実力を急速に強める中國は日本を焦らせ、東アジア近海で活発になっている軍事活動も日本にプレッシャーを與え、「対米接近、対中牽制」が唯一の選択のようにみえる。問題は米國の支援が大きく留保され、渇きが癒されないことだ。釣魚島(日本名?尖閣諸島)問題の激化を背景に、日本は米國が早急に手を打ち、新ガイドラインで的確性と抑止力が高まるのを望んでいる。
第二に、雙方の國際的身分、地位は異なり、國家利益の境界に構造的ズレが存在する
世界の覇権國家である米國の対日政策はアジア太平洋戦略、さらには世界戦略の重要な構成部分であり、米國も世界的範囲で日本の「余剰価値」を搾取してきた。これは米國のガイドライン見直しの主要目的の一つでもある。一方、日本の関心の重點はまず日本周辺で、東アジアがその伝統的安全保障の利益のほぼすべてであり、米國への世界的範囲における支援と引き換えに、東アジアの安全問題において米國が日本の力になってくれるのを期待している。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2013年10月15日