21世紀以來、世界各地の「軍事同盟」は、人々の視線から離れていった。しかしアジア太平洋地域では、日本と米國の「軍事協力」が日増しにヒートアップしており、地域に武器の不気味な光をもたらしている。
10月3日に開かれた日米安全保障協議委員會では、「21世紀の脅威」に協力して対応するため、自衛(wèi)隊と米軍の防衛(wèi)協力を強化し、2014年末までに新しい「日米防衛(wèi)協力のための指針」を制定するとされた。また米軍は今年12月より、沖縄嘉手納基地にP-8哨戒機を配備し、さらに來年春には無人偵察機「グローバルホーク」を日本に配備する予定だ。「サイバー攻撃」に対応するため、日米は毎年2回の副長官級會談を開き、情報を交換することになった。自衛(wèi)隊と米軍は兵士育成?合同演習を含む協力を強化するとした。米國は、アジア太平洋リバランスの継続に伴い、米國は日本が將來の地域?世界で直面する挑戦に対応する軍事能力を強化すると表明した。日米のこれらの行動は、両國の軍事同盟がより緊密に、きな臭くなっていることを示している。
日米は現在軍事同盟を強化しているが、これは雙方の戦略に需要があってのことだ。アフガン戦爭、イラク戦爭、リビア戦爭を終え、米國はすでにやり繰りがつかなくなっており、國內外で困難に直面している。この狀況の中、米國はその世界戦略を描寫する際に、「分擔」という言葉を多用している。米國は西側でリビア?シリアなどの問題に直面しており、歐州の盟友に多く「分擔」させようとしている。東側では中國の臺頭に直面しており、日本に多く「分擔」させようとしている。日本を利用し中國をけん制しようとする米國は、えこひいきと呼ばれても無理はない。