次に、何が日本の「正常化」を妨げているかを見ていこう。日本の「正?;工巫畲螭握虾ξ铯?、米國でも中國でもなければ、日本自身にある。日本の「正?;工悉蓼簢鴥?nèi)の事情である。特に日本は歴史を正常に見據(jù)え、近代以來の中國を正常に見據(jù)える必要がある。
日本の政治の右傾化において、安倍首相は一人の役者に過ぎず、日本も一つの例にすぎない。世界を見渡すと、米國のティーパーティー、歐州の極右?排他勢力、ナショナリズムが相次いで臺(tái)頭しており、伝統(tǒng)的な秩序の打破を試みている。5月の歐州議會(huì)選挙では、ジャン=マリー?ル?ペン氏のような人物が多くの議席を占める可能性が高い。人類は現(xiàn)在、大きな政治の不安定性に直面している。日本の情勢も、この不安定性を激化させている。
安倍首相と日本の今日の情勢は、アジアをどの方向に導(dǎo)くのだろうか?これについて、國際社會(huì)は深く考える必要がある。米國が日本を処理し、安倍首相を抑制できると期待すれば、チェンバレンの當(dāng)時(shí)の悲劇が繰り返される恐れがある。そうなれば損失を被るのは中韓、東南アジア、南アジアなどの侵略の被害國だけではなく、奇襲を受けた米國まで大きな歴史の代価を支払わなければならない。(筆者:王義桅 中國人民大學(xué)教授)
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2014年2月13日