――中國駐イギリス大使はテレビ討論に參加した際に、ヴォルデモートを比喩に用いた。この例えは、一般人にとって受け入れやすいと指摘する聲もある。
程氏:誰もが自らの仕事の習慣と表現方法を持っている。私は発言には根拠と理が必要だと考えている。私の意見に反論しようもなく、相手に耳を傾けさせ、多くの日本人に受け入れさせるのだ。
中國は近年、公共外交に力を注いできたが、まだ不十分であると言うべきだ。外交の最も重要な任務は、國家利益の保護だ。この過程において、駐在國とさまざまな形の交流と協力を進める多くの手段がある。
――中國駐日本國大使館が、SNSを通じて公共外交を展開することはあるか?
程氏:中國駐日本國大使館はまだツイッターのアカウントを開設していない。我々はさまざまな公共外交手段により、積極的に日本人との交流を進め、これらの活動をメディア?ネット上で宣伝し影響を拡大することを検討している。
実を言えば、ネット上で両國の國民感情の対立が見られることを懸念している。ネット上で中國は日本に強い反感を示しているが、これを逆に見ると日本も同じで、雙方の相手側に対する多くの言論は非理性的なものだ。両國の國民がより理性的かつ平和的な態度と言葉により、ネット上で交流を進めることを願う。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2014年3月4日