先ほど開かれた米日韓首脳會談で、安倍晉三首相が韓國語を使い挨拶したところ、樸槿恵大統(tǒng)領(lǐng)は顔を上げず、笑みを浮かべることもなく厳しい表情を続けていた。中日?日露関係が冷え込む中、日韓関係の膠著により、日本は北東アジアの「友達(dá)グループ」の中で疎遠(yuǎn)にされ、外交の孤立を深めている。

今回の米日韓首脳會談は、オバマ大統(tǒng)領(lǐng)の呼びかけによるもので、日韓両國関係の改善、三カ國の東アジアにおける安全保障協(xié)力の強(qiáng)化を目的とした。今回の會談は、安倍首相と樸大統(tǒng)領(lǐng)の就任以來で初となる會談で、海外から注目を集めていた。

アナリストは、「今回の日米韓首脳會談において、韓國は慰安婦問題など歴史認(rèn)識問題について觸れず、最後に日韓両國の首脳が握手を交わしたが、雙方は日韓関係の改善に向け交流を深めることができず、真の対話の先行きは依然として不透明だ」と指摘した。安倍首相の右傾化外交政策の中、日本は韓國の理解を得られないばかりか、中日関係も進(jìn)展が不可能だ。

中韓両國との関係が膠著狀態(tài)に陥ると同時に、日本は北方のロシアから突破口を見出そうとしている。西側(cè)諸國がソチ冬季五輪に集団ボイコットする中、安倍首相は冬季五輪の開幕式に出席し、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)に好意を示した。日本政府はロシアに好意を示すチャンスを絶対に逃そうとしない、と分析する聲もある。

ウクライナ情勢の激化、クリミアの「國民投票」によるロシア編入、米國の対露統(tǒng)一戦線構(gòu)築という強(qiáng)い圧力を受け、安倍首相はウクライナ問題で「高みの見物」という態(tài)度を捨てざるを得なくなり、23日にロシアのクリミア編入を認(rèn)めないと表明した。関係者は、「日本が歐米諸國と共にロシアに制裁を行えば、安倍首相のこれまでの努力は泡と化す」と指摘した。

?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)?　　2014年3月27日