日本維新の會の共同代表を務める石原慎太郎前東京都知事は3月26日、日本外國特派員協會で講演し、野田佳彥前首相の2012年の釣魚島「購入」は間違ったやり方であり、民主黨政権は人気を獲得するために行ったが、結果的に中國を刺激することになったと話した。石原氏の講演後、日本のネットユーザーからは「うそつき」「自業自得」などの罵聲が浴びせられ、中には、「石原氏は老人ボケ。老人ボケでも限度がある」と直接罵るユーザーもいた。「環球ネット」が伝えた。
日本の時事通信社によると、石原氏は東京都が計畫していた釣魚島「購入」について、「當時東京都政府に任せ、燈臺の建設などの人道主義的な措置が通っていれば、実質的な施政権を示すという目的を完全に果たせた」と弁明した。
石原氏の発言に対し、日本のヤフーニュースのコメント欄でネットユーザーは罵聲を浴びせた。あるユーザーは、「石原氏は當初自分が先に釣魚島の購入を発表して『島購入爭奪戦』を引き起こしたことを忘れている」と書き込んだ。あるユーザーによると、石原氏は當時「國が買わなければ東京都が買う」と発言し、野田政府に釣魚島を「國有化」させ、日中関係は対立関係に陥った。今になって彼はすべての責任を民主黨に押し付けている。石原氏のこのような「當時を忘れた」ような行為を日本のネットユーザーは強烈に批判し、石原氏に自身の行動の責任を擔うように促した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」2014年3月28日