青島で開催されたアジア?太平洋経済貿(mào)易協(xié)力組織（APEC）貿(mào)易閣僚會議に出席した中國商務(wù)部の高虎城部長は17日、會議後の休憩時間を利用して、日本の茂木敏充経済産業(yè)相と20分間にわたり言葉を交わした。中日関係が膠著狀態(tài)に陥る中、雙方の閣僚の面會は両國関係に明るい未來をもたらすと連想をする人がいるかもしれないが、両國関係の本格的な改善は誠意あってのものである。誠意がなければいくら面會しても何の役にも立たない。

実際、日本が「釣魚島（日本名?尖閣諸島）購入」を?qū)g施して以來、両國の指導(dǎo)者が數(shù)回の多國間會合で禮儀上の「談話」を回避したことはない。つい最近、日本側(cè)の重要な政治家も頻繁に訪中し、両國関係の改善に向けて道を探ってきた。しかし、その結(jié)果はどうだろうか。「発言だけでなく、実際の行動も観察しなければならない」。トラの首に鈴をつけた人こそ、その鈴を取り外すことのできる人である。日本側(cè)が「仲直りしよう」と口にするだけで言動が一致せず表裏があれば、両國関係の改善が進展するはずがない。

現(xiàn)在の中日関係には、領(lǐng)土問題と歴史問題という2つの?病?が深く巣くっている。この2つの問題における日本側(cè)の振るまいは実に下手である。通常、領(lǐng)土問題は徹底的に解決できないものであるため、一時的に棚上げにして全體の局面を考えるのが賢い選択であるが、日本側(cè)はそれどころか科學(xué)調(diào)査や燈臺の建設(shè)、島の?國有化?などに力を入れ、いわゆる?実効支配?の実現(xiàn)に取り組んでいる。その上、中國を抑制するために米國を丸め込もうとしている。そのかたくなな態(tài)度に、少しも誠意が見られない。

歴史問題は國民感情に影響を與える要因の一つである。政治や経済の分野で中國と協(xié)力したいのであれば、日本政府は謹んで歴史を認識し、直視し、中國の人民に許してもらえるように努力しなければならない。それどころか、日本の?タカ派?政治屋は政権を手にしてから、侵略の歴史をひっくり返し、戦後の秩序を亂そうとしており、靖國神社を參拝するなどし、隣國の感情を刺激している。首脳會談の再開を求めるメッセージを伝える一方で、ヨーロッパでは?中國脅威論?をアピールし、歴史問題で謝罪したドイツに學(xué)ぶ気はないと強調(diào)した安倍首相は、中日関係の政治的基礎(chǔ)を砕きながら、両國関係の改善を空論している。そのロジックは本當(dāng)に理解に苦しむ。