しかし近年、張さんの取り組みが國內(nèi)外で注目されるようになった。中國では一部の同業(yè)者が、被害者の高齢者の訪問に加わった。世界の関係者が張さんと連絡(luò)を取り、毎年日本の弁護士を通じて、日本政府に告訴狀を提出している。
中國の映畫監(jiān)督も2014年に張さんを訪ね、その調(diào)査の経歴を映畫にしようと提案した。映畫の制作は昨年より始まり、今年4月に撮影が開始され、今月末にクランクアップを予定している。作品は張さんを主人公に、真実の慰安婦被害女性をモデルにし、第二次大戦中の日本軍による慰安婦の強制という歴史の罪を反映する。
山西省で慰安婦を題材にした歴史映畫が撮影されるのはこれが初めてで、今年9月の中國人民抗日戦爭?世界反ファシズム戦爭勝利70周年期間中に正式に上映される。
記者が制作者サイドから得た情報によると、中國の舊暦の二十四節(jié)気のうち、大寒は最後の節(jié)気に當(dāng)たる。『大寒』という作品名には、大寒が過ぎれば春遠(yuǎn)からじという意味がある。
韓國メディアを含む多くの海外メディアが、同作品に関する情報を報じた。韓國メディアは、「作品は別のアングルから、戦爭について反省するよう世界の観客に促した」と伝えた。
張さんは、「同じ日本軍の侵略を受けた韓國では、慰安婦が定期的に抗議集會を開いている。中國の慰安婦は彼女たちのように勇敢に立ち上がるべきだ。これは私の前進を維持する原動力になる」と話した。
「中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)」 2015年5月29日