8月6日はASEANの一連の外相會議の最終日で、中日両國の外相會議が注目された。両國の外相會議は午後1時10分の開始を予定していたが、2時半になりようやく開始された。會議は約1時間に渡り開かれた。
中國の王毅外交部長が午後2時25分に先に會議場に入り、2分後に岸田文雄外相が隨行員と共に到著した。この二國間の會議は、6人の中國人記者、6人の日本人記者による撮影を認めた。中日の外相は外交的儀禮に基づき握手をしてから著席し、記者は慣例により會議場を離れなければならなかった。撮影時間は30秒未満となった。
午後3時25分頃、岸田外相が會議場から姿を現(xiàn)した。記者から質(zhì)問されると、岸田外相は手を振って足早に立ち去った。
王部長も間もなく中から出てきて、中日外相會談で何か合意はあったかと記者から質(zhì)問されると、笑いながら「合意はそれほど容易なことではない」と答えた。王部長はその後、會談の2つの內(nèi)容について簡単に説明した。
(一)歴史問題について。王部長は、「今年は抗日戦爭勝利70周年であり、日本がこの節(jié)目をどのように乗り越えるかは、中國人のみならず、國際社會から注目されている。我々は當然ながら、これに期待をしながら見守る。當然ながら、我々も中國側(cè)の厳正なる立場について説明した」と話した。
(二)日本の今後の動向について。王部長は、「日本の軍事?防御政策に大きな調(diào)整と変化があったことを確認している。これは自ずと多くの國、特に周辺の隣國から懸念されている。日本がこれまで貫いてきた平和的発展の道を歩み続けることを願う」と述べた。
記者からは、両國の外相は安倍首相が間もなく発表する戦後70年談話、および安倍首相の訪中などの問題について議論したかという質(zhì)問があった。王部長は、これらの問題については觸れなかったと述べた。
ある外交筋によると、王部長は岸田外相に対して、日本は歴史問題で責任ある態(tài)度をとり、ごまかしてその場逃れをするべきではないと表明した。國家の発展について、日本は平和の方針を惜しみ、これを貫き、同じ轍を踏むことを防ぐべきだ。中國に対する態(tài)度について、日本は「互いにパートナーであり、相手の脅威とならない」という約束を守り、あちこちで中國と張り合うべきではない。
?中國網(wǎng)日本語版(チャイナネット)? 2015年8月7日