中國(guó)共産黨は中國(guó)の抗日戦爭(zhēng)の柱であった。中國(guó)共産黨が指導(dǎo)した敵陣後方の武裝勢(shì)力は日本軍に強(qiáng)烈な打撃を與えた。だが近年、中國(guó)共産黨の抗日戦爭(zhēng)における功績(jī)を否定しようとする歴史ニヒリズムが現(xiàn)れている。「共産黨の軍隊(duì)は動(dòng)くばかりで攻撃しなかった」。「共産黨の軍隊(duì)は『1割は抗日、2割は國(guó)民黨対策、7割は共産黨発展』のために活動(dòng)していた」。中國(guó)共産黨が築いた抗日根拠地は「占領(lǐng)した縄張り」に過(guò)ぎなかった――。こうした問(wèn)題を全面的に認(rèn)識(shí)するため、抗日戦爭(zhēng)史を研究する多くの學(xué)者が、日本や西側(cè)國(guó)家の明確な証拠と研究成果を活用し、こうした言論に有効な反論を試みている。

(1)共産黨軍はいかに日本軍を負(fù)かしたか：持久戦

(2)根拠地の役割：日本軍の消耗

(3)敵陣後方における抗日戦爭(zhēng)の意義：奔流に立つ柱

國(guó)難を目前にして、中國(guó)共産黨は、明確な政治主張と揺るぎない抗日戦爭(zhēng)の立場(chǎng)をもて、抗日戦爭(zhēng)という奔流の中にそびえ立つ柱となった。

湯重南研究員は、中國(guó)共産黨が中國(guó)の抗日戦爭(zhēng)において果たした柱としての役割は、抗日戦爭(zhēng)の全プロセスにおいて最初から最後まで揺らぐことのなかった共産黨員の抗日戦爭(zhēng)の決意と立場(chǎng)に體現(xiàn)されていると指摘する。

「1931年に『九一八事変』（満州事変）が勃発すると、中國(guó)共産黨はすぐに宣言を発表し、斷固として抗日を主張した。1935年、中國(guó)共産黨は『八一宣言』を発表し、內(nèi)戦の停止と抗日での一致を呼びかけた。1936年に西安事変（西安事件）勃発の危機(jī)を前に、中國(guó)共産黨は再び、民族の大義が重要であるとして、第二次國(guó)共合作を強(qiáng)力に推進(jìn)した。これらの歴史は、中國(guó)共産黨が全民族による抗日戦爭(zhēng)の発動(dòng)者であり組織者であったことを物語(yǔ)っている」と湯研究員は語(yǔ)る。

歴史學(xué)者の多くは、現(xiàn)在現(xiàn)れている一部の聲は、中國(guó)共産黨とその指導(dǎo)する八路軍や新四軍などの武裝勢(shì)力が抗日戦爭(zhēng)において果たした重要な役割を意図的または無(wú)意識(shí)に軽視し、低く見積もるものであり、歴史の事実に離反していると指摘している。

劉中剛研究員によると、ある人は「共産黨の軍隊(duì)は抗日戦爭(zhēng)前には10萬(wàn)人足らずだったのが、抗日戦爭(zhēng)後には100萬(wàn)人近くに増えている」ことを証拠として、中國(guó)共産黨が根拠地において「（自らの）発展しか顧みず、抗日はしなかった」と主張している。このような観點(diǎn)は非常に偏ったものと言わざるを得ない。「戦爭(zhēng)とは、あちらが弱まればこちらが強(qiáng)まるというプロセスだ。中國(guó)人民の抗日戦爭(zhēng)は、『敵が強(qiáng)くこちらは弱い』という狀況を『こちらが強(qiáng)く敵は弱い』という狀況へと転換したプロセスである。根拠地の建設(shè)はいずれも、日本軍や傀儡勢(shì)力との度重なる爭(zhēng)いを経て、巨大な犠牲を払ったものだ。こうした犠牲こそが、抗日戦爭(zhēng)の偉大な勝利を可能にした」

中國(guó)抗日戦爭(zhēng)史學(xué)會(huì)の史桂芳?副秘書長(zhǎng)は、「8年の抗日戦爭(zhēng)と14年の抗日戦爭(zhēng)との関係」「敵陣後方の戦場(chǎng)と正面戦場(chǎng)との関係」「中國(guó)共産黨の柱としての役割と全民族による抗日戦爭(zhēng)との関係」などの問(wèn)題に対する學(xué)術(shù)界と社會(huì)との研究と認(rèn)識(shí)は深まっており、歴史に対する曲解も絶えず正され、最終的には「歴史の內(nèi)容は歴史に返す」ことが可能となるだろうと指摘している。

?中國(guó)網(wǎng)日本語(yǔ)版(チャイナネット)?　2015年9月18日