2014年6月26日、千葉県でクジラ漁が解禁され、千葉市のクジラ解體業者は學生にクジラ解體を見學させ、鯨肉を振る舞った。
外國メディアによると、日本はこのほど新しい捕鯨行動の開始を決定した。日本の水産庁は12月1日に南極海に調査捕鯨船を派遣すると発表し、12年內に南極海で333頭のクジラを捕獲することを目標に掲げた。國際環境保護団體はこの捕鯨計畫を非難し、日本は「調査研究」の名目で商業捕鯨を行っていると指摘した。
2014年3月末、國際司法裁判所は日本政府に「研究」名目の南極での捕鯨を引き続き禁止するという內容の手紙を送り、以後、日本の捕鯨船はその海域に行っていない。日本の水産庁は11月27日、ウェブサイトでクジラの新しい調査計畫を発表し、「年內に160人の捕鯨チームが南極に向かう」とした。
日本メディアによると、今回の捕鯨行動において日本は盛んな意気を示している。當局はメディアに対し、2014年11月に國際捕鯨委員會に手紙を送ったことを明らかにした。その中で、日本は捕獲する數を以前の3分の1に減らし、體の小さいクロミンククジラだけを捕獲し、クジラは殺さずに皮膚の調査を行うにとどめると約束した。
國際捕鯨委員會の捕鯨禁止令に基づき、日本は1988年に商業捕鯨を中止すると宣言。しかし、捕鯨船は1987年に「調査」という名目で南極や北西太平洋に行っている。また、南極以外での捕鯨活動も続けており、今年9月と10月に北西太平洋で51頭を捕獲した。
「中國網日本語版(チャイナネット)」 2015年12月1日