ロシアのプーチン大統(tǒng)領(lǐng)は11日、露日平和條約の締結(jié)にはまだ「多くの問題」が殘されており、うち一部は「長い時間」をかけて解決する必要があるだろうと述べた。

　プーチン大統(tǒng)領(lǐng)と安倍晉三首相はベトナムで10日、アジア太平洋経済協(xié)力會議（APEC）非公式首脳會議の會期中に會談した。安倍首相は席上、平和條約の締結(jié)について言及した。第二次大戦終了後、ロシア側(cè)が実効支配する南クリル諸島（日本名?北方四島）の主権をめぐる係爭により、両國は現(xiàn)在も平和條約を締結(jié)していない。

　プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は昨年12月に訪日した際に、安倍首相と日本側(cè)元島民の墓參と共同経済開発について議論したが、主権の帰屬及び平和條約に関する進展はなかった。安倍首相は今年9月にロシアでプーチン大統(tǒng)領(lǐng)と會談した後に、「私とプーチン大統(tǒng)領(lǐng)が自ら平和條約に署名する決意を持っている」と述べた。

　プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は10日にベトナムで安倍首相と會談した際に、両國関係の発展が続き、政治対話が活発化し、経済のつながりが強化されているが、「特に注目すべき問題が常に殘されている」と述べた。

　プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は11日の記者會見で、「平和條約については、まだ多くの問題が殘されている」と再言及した。

　日本は米國のアジアにおける長期的な同盟國だ。ロイター通信によると、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は「防衛(wèi)?安全面で日本が同盟國にした約束が、平和條約の交渉にどのような影響を及ぼすかに注目せざるを得ない」と述べた。

　プーチン大統(tǒng)領(lǐng)は係爭中の島について、「一部の問題は直ちに解決できるが、長時間をかけ解決しなければならない問題もある。これは安倍氏、私、もしくはその他の誰が政権運営するかによって変わることではない」と話した。

「中國網(wǎng)日本語版（チャイナネット）」　2017年11月13日