「明治日本の産業革命遺産」がユネスコの世界遺産に登録されて2年が経った。當初、日本はインフォメーションセンターを設置し、遺産にかつて存在した強制労働の歴史を紹介すると承諾したが果たしておらず、國連に提出した報告書でも強制労働の史実をぼやかしていた。韓國政府は5日、外交部報道官の名義で遺憾を示し、日本に承諾を履行するよう促した。
韓國聯合ニュースによると、韓國外交部の報道官は5日、日本がユネスコに提出した「明治日本の産業革命遺産」の登録における履行狀況に関する報告に遺憾を示し、「ユネスコ世界遺産委員會は2015年7月の『明治日本の産業革命遺産』の遺産登録時、日本に歴史の事実を紹介するよう提言し、日本はインフォメーションセンターの建設を承諾した」と述べ、日本に約束を履行するよう促した。韓國メディアは、日本が提出した履行狀況に関する報告には、関連の情報センターを遺産所在地から1000キロ離れた東京に設置すると記されており、これは日本の「やり口」だと伝えた。
複數の日本メディアは5日、韓國外交部のコメントを報道し、遺産の強制労働の史実を紹介するよう最初に求めたのは韓國だと論じた?!涵h球時報』が確認したところ、現時點で日本政府からのコメントはない。