日本の菅義偉首相と火曜日に來(lái)日した豪州のモリソン首相が大方の予想通り、両國(guó)が6年に渡り交渉を続けてきた「円滑化協(xié)定」に署名することはなかった。しかし両氏は、同協(xié)定をめぐり大筋合意したと表明した。同協(xié)定は一部メディアから「畫期的な防衛(wèi)協(xié)定」とされている。同協(xié)定は日本と豪州の軍事人員の相互訪問(wèn)、訓(xùn)練及び共同作戦展開(kāi)の法的枠組みを構(gòu)築し、関連手続きを大幅に簡(jiǎn)略化している。『環(huán)球時(shí)報(bào)』が伝えた。

　メディアは、これは日本が米國(guó)と1960年に「日米地位協(xié)定」に署名した後で初の、掘り下げた?jī)?nèi)容の防衛(wèi)協(xié)定と伝えている。これはまたアジア太平洋諸國(guó)間の、米國(guó)を除く初の類似する防衛(wèi)協(xié)定であり、並々ならぬ意義を持つ。同協(xié)定を通じ、日豪を「準(zhǔn)軍事同盟國(guó)」と見(jiàn)なせるという観點(diǎn)もある。

　日豪はいずれも米國(guó)の同盟國(guó)だ。両國(guó)が橫軸で軍事同盟を発展させれば、地域全體の重要な地政學(xué)的動(dòng)向になる。米日印豪の4カ國(guó)による?yún)f(xié)力メカニズムも日増しに活発化していることを考えると、日豪の防衛(wèi)面の深い歩み寄りは人々のより大きな憶測(cè)を呼ぶ。「アジア版NATO」はすでに、米國(guó)が促進(jìn)し一部の米國(guó)の同盟國(guó)が歩調(diào)を合わせる公のビジョンになっている。

　8年間に渡り交渉が続けられてきたRCEPが署名されたばかりで、6年に渡り交渉が続けられてきた日豪の防衛(wèi)協(xié)定も機(jī)が熟そうとしている。これは地域の協(xié)力と対抗の2本の平行線を示し、食い違うシグナルを発している。日豪は悪い例を示したと言うべきだ。両國(guó)は各自の最大の貿(mào)易パートナーである中國(guó)を「安全の脅威」と位置づけ、かつ米國(guó)の要求に応じ措置を講じ、アジア太平洋の米國(guó)を除く初の二國(guó)間準(zhǔn)軍事同盟の大枠を作った。

　我々が所在する地域で、いわゆる「潛在的な脅威」をめぐり軍事的な徒黨を組む普遍的な雰囲気が形成され、2カ國(guó)以上の國(guó)が特定の國(guó)に矛先を向け緊密な軍事関係を構(gòu)築するならば、この地域の平和的発展の大きな雰囲気に深刻なダメージが生じるのではないだろうか。