正直なところ、私の中國の友人たちの中には日本に対して特別好意的ではない人もおり、彼らは日本の一部の政治家が隣國の感情を顧みずに毎年靖國神社參拝に固執(zhí)することに腹を立てているし、最近は日本政府が徒黨を組んで中國に対してさまざまな敷居を設けていることを警戒し、岸田首相が今年の舊正月の恒例メッセージでわざと中國について言及しないことに気づいて、不可解と感じてさえいる。そんなときにはいつも、私は彼らに、日本には日中友好協(xié)會會員のように十數(shù)年、あるいは何十年も、名利を求めず、わずかな収入の中から持ち出しで中日友好を広げるために心血を注ぎ、中國人に日本社會の正義と善意を感じさせている善良な人々が多くいることを伝えている。
うれしいことに、近年は中日両國の若者たちで相手方に好意的な感情を持つ人の割合が顕著に高まっており、彼らが中日関係に未來と希望を與えてくれている。中國に「どんなに小さな悪事でもしてはならず、どんなに小さな善事でもしようと心懸けよ」ということわざがある。中日関係においては、互いに誠意を持って接し、互いに尊重し合い、より多くの善行と善果を行い、お互いを不幸にするようなことはしない、あるいはしないようにすれば、中日関係は必ず美しい春を迎え、次の50年は安定したものになると信じる。(CRI日本語部論説員)
「中國國際放送局日本語版」2022年2月13日